最近、話題になったばかりの漫画家「さくらももこ」さん。
53才でお亡くなりになったと聞いて、驚くばかり。
主題歌を歌ってた、西城秀樹さんに続いてだったから、2重にショックだった。
前々から、ずーっと気になっていたし、
私の他にも、同じことを考えていた人も多いはず。
「漫画家」さんって、若くして亡くなる人が多い気がする。
もしくは、病気療養中の人とか。
ウチでは、旦那さんがコミックの「ノラガミ」を揃えて買ってた。
そんなに気にして無かったけど・・・
ある時、ふと旦那さん
「最近、ノラガミの新刊出てないね (・・?」
って、出版状況を調べていたら、
病気療養中で、連載を休んでいた。
もう、続きは読めないのかな? ( ノД`)シクシク…と思ってたけど、
最近になって、連載を再開始めたと知り、すごく嬉しい!
そういう事って多いよね?
週刊誌・月刊誌のコミック本を、楽しみにしていると、
「体調不良の為、今月はお休みとさせて頂きます」みたいな。
後は、最近知った漫画家の「藤原ここあ」さん。
妖狐×僕SS 「いぬぼくシークレットサービス」が有名。
GYAO! で似たよーな画風のアニメを見て、
→ 作者名まで、見ていなかった、、
てっきり同一人物かなーって、軽い気持ちで調べてたら驚く結果。
31歳で、亡くなっていた。。
あまりにも、若すぎるよ。。
「輪廻を繰り返す妖怪たち」の不思議な世界観が、好きだったのになぁ、、
その関連記事を見て行くと、有名な漫画さんも若くして亡くなっている。
手塚治虫 60才
藤子・F・不二雄 62才
石ノ森章太郎 60才
みたいな、いわゆる巨匠と呼ばれる人たちも、平均寿命よりずっと短い。
このレベルになると、自分の事務所があったりアシスタントさんも多いだろうし、
ある程度の、休養は取れるんじゃないかって思ってしまう。
勿論、過酷な仕事って事は分かるよ、、
週刊誌の漫画家さんなんか、1週間の締め切りだよ!
自分でストーリーを考え、絵を描き、、
それが終わる事なく、続く、、(ーー;)
どんなに才能があっても、普通の人間の限界を超えてると思う。
私だったら、逃げ出すな… って、子供心にも考えた事もあるよ。
→ 中学生か、高校生の頃ね。
他にも、関連記事を見ると、
漫画家で、若くして亡くなる方、失踪して消息が分からない人、、
そんな記事も沢山ある。
プレッシャーも、凄いだろうし、
座りっぱなしだったり、不眠や食事面と、体調管理が難しい仕事。
少なくとも、健全な生活では無いから病気になりやすいのも納得。
でも、私が1番、心に残った言葉。
「自分の才能を切り売りしてるような職業の場合、
才能の枯渇が、引き金になっているんじゃないでしょうか。」
確かに、納得。。
漫画家だけじゃなく、創作家と言われる人には「夭折」される方が多い。
昭和時代の、作家さん。
音楽家や、画家の方。
教科書に載ってる様な人に、多い気がする…
まるで、自分の命を燃やしているようなイメージ (-ω-;)ウーン
旦那さんのイメージは、
「魂を削ってるみたいだね、、(*´Д`)」
つまり、自分の命を完全燃焼するまで、し続ける仕事、、?
それが、「幸せ」かは、本人にしか分からないと思う。
でも、才能があって、若くして亡くなってる人って、
なぜか不思議と、光って見えるんだよね、、
そして、どんな職業にしても共通で、言える事。
「生命」「死」を題材にしてる人が多い。
偶然なのか、自然と「命」と向き合ってるのか、、?
私みたいな凡人には、到底、理解できない世界だけど・・・
でも、そういう力もあるんじゃないかな・・・
そんな私が、大切にしてるコミック。
「忘却の首と姫」
「惣司ろう」さんのコミック。
まだ、アシスタントをしながら書いた漫画らしい。
素人の私が言うのも失礼だけど、画風が幼いっていうか、
まだ新人さんっぽさが、残っている。
なんとなーく気になってて、2年前くらいに中古本を買った。
読んでみて感じた感想は、
「これ書いた人、心が綺麗なんだろうなぁ」の1点。
ストーリーは、ほんわかメルヘンの、王道系の少女漫画。
でも、その全くひねった感じがないのがいい。
可愛い、純粋、優しくなれる。
でも、最後の7巻まで読んで、ショックを受ける。
最後のページに「完結のおしらせ」が載ってて、
作家さんは、胃がんで亡くなっていた。
そして、驚くのが、最後の掲載されてた漫画。
まだ、プロになる前の「佳作受賞作品」が載ってて、
思いっきり「生」と「死」を題材にした話し。
ガンジス川をテーマにした、ストーリー。
「産まれた命を祝福」する場所であり、その後ろでは、
「死に絶えた人が運ばれて焼かれていく」
その中の1文に、
「今日 僕は。愛した僕の お葬式をしたー・・・」
まだ、プロになる前に読者投稿した漫画だよ、、
10代の頃に、書いた作品かも知れない、、
その若さで、そんな話を書くのって不思議。
まるで、自分の人生を知ってた様な感じすらする。
でも、このコミックは、私的にはオススメ (゚Д゚)ノ
読むと、不思議と心が穏やかになるってゆーか、優しくなるってゆーか。
ツライ時こそ、読みたくなる本。
中古本屋さんでも、書店でもどこにでもある本。
ホントに、凄いんだよー (ノД`)・゜・。
1回読んだだけで、
「うわー! これ書いた人、どんだけ心がピュアなんだよ!」
なんて思える本、なかなかないよー (ノД`)・゜・。
そう思ってしまう自分の心は、どんだけ汚れてるんだろうね、、(;´Д`)
👆 👆 👆