誰でも食べた事がある「駄菓子」
100円もあれば、いろんな種類が楽しめるのが魅力
最近は、駄菓子屋さんを見なくなったねぇ (゜゜)
私が子供の頃は、学校の帰り道にあってね~
バレないように、こっそり買うのが楽しみだった
そんな駄菓子に、小学生の息子がハマっている…
もともと駄菓子は好きな方
そこに、
コミックの「だがしかし」を読む様になってから、更にハマる様になった!
寝ても覚めても、駄菓子に夢中
駄菓子って種類が豊富じゃない?
駄菓子の話しを、延々と聞かされる…
そこで不思議な疑問が生まれた。
息子からの
「駄菓子と、お菓子の違いって何?」
これは意外と難しい! Σ( ̄□ ̄|||)
なんとなくの違いは分かるけど、決定的な違いが分からない。
そこで調べてみたら、すっごく奥が深かった!
1、「菓子」という言葉
もともとは「果物」を意味する言葉だった
お茶菓子として出される甘い加工品の「菓子」が作られるようになると、
果物 ← 水菓子
加工品の菓子 ← お菓子
その後、水菓子という言葉は使われなくなり「お菓子」だけが残った。
2、駄菓子の歴史
江戸時代頃から使われるようになった。
当時は、上白糖が高価なものであった為、
上白糖を使った菓子を「上菓子」と呼ばれた。
この上菓子に対し、庶民が食べる黒糖を使った菓子が「駄菓子」
現在では、洋菓子・和菓子に問わず安価で大衆的な菓子を「駄菓子」と呼ぶ。
3、駄菓子の呼ばれ方
「駄菓子」とは、高級菓子に対する下等菓子を意味する。
江戸時代には、1個の単価が一文だった事から「一文菓子」
明治維新後は、「一厘(いちりん)菓子」
その後、紙幣価値の変化とともに「一銭菓子」となった。
4、駄菓子の「駄」とは?
諸説は色々で、
子供が「お駄賃」で買えるお菓子という意味だったり、
駄菓子の「駄」は荷物を負う馬の意味
→ 人は乗せない劣った馬
ここから、人の口には合わないという意味合いも持たれた。
ここからも、下等な食べ物という意味合いが分かる。
5、駄菓子の性質
駄菓子は補食的な性格が強く、お腹にたまる様に作られた。
小麦粉に黒糖を混ぜ、練り固めた
ねじりおこし・芋ようかん・べっこう飴・カルメ焼き・かりんとう・金平糖など。
6、現在売られている「駄菓子」
こちらは、ウィキペディアより引用
水あめ
えびせんべい
ベビースターラーメン
よっちゃんいか
ビッグカツ
都こんぶ
パンチコーラ
チロルチョコ
麦チョコ
スーパーBIGチョコ
うまい棒
ふ菓子
きびだんご
ハッカパイプ
まだまだまだまだ有ります、、(´Д`)
あまりにも沢山あるので、省略します。
【まとめ】
◆高級な上菓子の対照として作られた。
(当時は上白糖・白砂糖は貴重で使えず黒糖を使っていた。)
◆庶民の間食として食べられていた。
◆安価なため「一文菓子」と呼ばれていた。
◆現在、駄菓子として売られているものは明治からの流れを受け、戦後に発達したものがほとんど。
◆子供のお小遣いでも手が出しやすい、安価な価格設定。
◆パッケージに、人気のスポーツ選手やキャラクターの物もある。
◆くじ引きが付いていて、アタリが出ればおまけが貰える物もある。
誰でも気軽に買える「駄菓子」
でも、意味や歴史を知っている人は少ない。
売られる店は少なくなったけど今なお人気が強い「駄菓子」
たまには、子供の頃のワクワク感を感じたいね♪ ( *´艸`)